2014年11月05日

憂歌=春10代

2時間書いた文章がバッテリー切れで消し飛んだ。
一通り口汚く罵ったあと再現しようと試みたが、どうも上手くない。得てしてこういうときは新たに書き直す気持でやらなきゃならないが、どうしたって記憶をなぞろうとしてしまう。
いかん。いかんから、外出。

秋晴、自転車が心地よい。
向こうから化粧濃い目の女子高生。自転車、信号無視。
軽トラックが普通に横切ろうとしているが、見えていないのか。
軽トラのおっさんは女子高生に気付き、ブレーキ。
女子高生は軽トラにもおっさんにも、すわ事故現場かと硬直する俺にも一瞥もくれない。
おっさんは軽トラの窓から身を乗り出し、
「危ねえぞ、クソガキ!」
と決めつける。
それでも振り向きもしない女子高生。ハートが強いのか何なのか。そのまま颯爽と消える。
おっさんは憤慨しながらアクセル、こちらも消える。
残されたのは俺と、あと信号待ってた数人のおばさん。彼女らは口々に
「クソガキだって」「本当クソガキよね」「あの制服どこのかしら」「最近のはクソガキばっかりよね」
と捲し立て、信号が青に変わるのを待って、そして消える。

さて、最後に残った俺は無性に腹が立っている。誰に対して?

まず最初の女子高生。信号無視くらい何でもないと思っていたのだろうが、本人はそうでなくても周りは結構ヒヤッとしたのだ。何かしらの反応があって然るべきだろう。それを完全に無視するとは、どういう神経をしているのか、舐めている。
ていうか法律違反だからね。もうその時点でアウトだから。ルール上一番悪いのは、確実に彼女。

次に軽トラのおっさん。彼の怒りは尤もである。舐めたガキに一言言いたくなる気持も、解る。
だけど「クソガキ」って言う必要は、なかったよ。それを言っちゃったら多分どんなに正当なことを言っても伝わらなくなってしまう。ただでさえ、相手は聞く耳持たないのだから。暴言はコミュニケーションを壊してしまうだけだ。
あと、「クソガキ」って言った後に一瞬満足気な感じが見えたのだよね、表情に。それが凄く嫌な感じだった。完全に、自分のための暴言だったから。出てしまったことに、反省のない暴言は、嫌だ。

最後に、あくまで一番悪いのは女子高生という前提に立ってだけど、目撃者のおばさん達が、なんか俺の神経を一番逆撫したのだ。
当事者でもないのに乗っかって暴言をなぞり、悦に入っているだけだ。しかも集団で。しまいには「クソガキ」って言いたいだけ。単に強い言葉、しかも他人の言葉を真似してるだけ、それで気持良くなっている。極め付けはそれを「最近の」という言説で無意味に一般化して、おそらく自分自身の不満に勝手にリンクさせている。他人の怒りを利用して、自分のと括ることで、それでストレスを解消しようとしている。
それは、凄く凄く醜かった。

そうしている間に信号は再び赤に変わった。その時、さっきの連中と同い年ぐらいのおばさんが、颯爽と信号無視をした。

もうなんか俺はたったそれだけのことで書く気が急速に失せてしまって、カラオケに行って憂歌団の『嫌んなった』を喉も裂けよと熱唱し、そこで少し寝て、仕事に向かう。喉と頭が痛くなってきた。

、、、だけど腐んのはやめとこう。






posted by 淺越岳人 at 15:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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